【今週の1枚】愛鷹山から見た映える駿河湾

愛鷹山(あしたかやま)は、富士山の南側、駿河湾との間にある複数の山の総称です。最高峰は北側の越前岳(1504m)で、2番目は越前岳の南東にある位牌岳(1457.5m)です。

今回の写真を撮ったのは、越前岳(えちぜんだけ)と位牌岳(いはいだけ)の中間にある割石峠のあたり。割石峠と越前岳は登山道でつながっていますが、割石峠と位牌岳の間は崩落が激しいため通行禁止になっています。

この日は、夜明け前に山神社(やまじんじゃ)駐車場を出発してまず黒岳(くろだけ)に登りました。そこで撮った紅富士の写真を【今週の1枚】に載せています。

【今週の1枚】紅富士@愛鷹山・黒岳

その後、愛鷹山の稜線を歩いて越前岳へ。山頂からの展望もよかったのですが、より美しい富士山の画を撮ろうと北側の登山道を少し下りました。ところが展望スポットに着いたら、まさかの絶望の景色。

【今週の1枚】絶景とは”絶望の景色”なのか!?

気を取り直して越前岳に登り返し、呼子岳(よびこだけ)へと南進。割石峠に下って蓬莱山(ほうらいさん)まで行きました。ここから先は行き止まり。そして、なんと小雪が舞ってきました。朝一の紅富士がウソのような天候の変化っぷり。

今日はここまで、と思って割石峠へと引き返したのですが、その途中で見たのが今回の景色です。

山の間から駿河湾が見えています。時刻は昼過ぎ、なのになぜか冬の日を受けて駿河湾がオレンジ色に輝いています。左右の山と木のシルエット、空にかかる冬雲、その間で光る海。なんだか舞台装置のようなドラマチックな画になりました。

ちなみに、少し前に”ばえる”という言葉が流行りました。これはインスタグラムに載せて見栄え(みばえ)がする写真→インスタ映え(ばえ)する→ばえる、ということだったと思います。

一方、本来の”映える(はえる)”は、光に照らされて美しく輝くという意味。今回の写真は、まさに海が映えている瞬間じゃないでしょうか。

でも何で、昼間なのにオレンジ色なんでしょうね?

撮影場所:愛鷹山・割石峠あたり
撮影日:2023/1/3

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