今回の写真は、ナショナルジオグラフィック誌に掲載されたアメリカの山のような雰囲気ですが、実は北アルプスの穂高連峰です。撮影場所は、逆さ槍で知られる鏡池の畔。
この日は、新穂高から入山して鏡平まで登りました。天気は良かったのですが、鏡池から見る槍穂は雲の中。それでも、あきらめずに待っていると、夕方になって少しずつ雲が取れてきました。そして、西日が山と雲に色味を与えていく。
いゃ~、待ってみるものです。こういう奇跡があるから山写真はやめれません。奇跡が起きなかったことも多々ありますが。(笑)
鏡池の畔には、槍穂を見るためのデッキが設置されています。そこに、代わる代わる人が来て写真を撮っていくのですが、皆さん口にするのが「日本じゃないみたい」「日本にも、こんな景色があったんだ」という言葉。
それを聞くたび、「確かにいい景色だけど、日本じゃないみたいは言い過ぎじゃないか」と思っていました。でも、こんな写真が撮れてしまうと、「確かに日本的じゃないな」と思います。
この写真は穂高連峰ですが、この左側に連なる槍ヶ岳も見事です。というか本当は、槍がメインなんですけどね。この場所では。
撮影場所:北アルプス・鏡平
撮影日:2023/8/28
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