尾瀬ヶ原です。日本を代表する絶景のひとつだと思います。
真っすぐ伸びる木道の先に見えるのは燧ヶ岳、東北で最も高い山です。燧ヶ岳は見る方角によって山の形が異なるのですが、私は尾瀬ヶ原から見る姿が一番好きです。
撮影したのは6月中旬、ミズバショウの花は終わり、ニッコウキスゲの開花にはまだ早い、そんなタイミングでした。なので湿原は一面、緑色です。
とはいえ、よく見ると、ところどころにオレンジ色のレンゲツツジが咲いています。場所によってはリュウキンカやヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウ、食虫植物のモウセンゴケも見られました。
尾瀬はこれから、週替わりで主役の花が変わる最も華やかな季節を迎えようとしています。
たとえば7月初旬、尾瀬ヶ原に咲くカキツバタ。
【今週の1枚】カキツバタが群生する尾瀬ヶ原
7月下旬、少し離れた大江湿原に咲くニッコウキスゲ。
【今週の1枚】大江湿原を埋めるニッコウキスゲ
ただ、気になるのはシカの食害です。むかしは、ニッコウキスゲが咲くと原一面が黄色くなり、カキツバタの時期には一面紫色になっていました。それが、シカに花を食べられて激減。
関係者の努力によって、だいぶ回復したという話も聞きますが、今年はどんな景色を見せてくれるでしょう。
撮影場所:尾瀬ヶ原
撮影日:2018/6/14
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