【今週の1枚】早春の雪原とサルオガセの森

山域や標高によって差がありますが、3月に入ると雪山も厳冬期から残雪期へと変わってきます。

今回の写真は、南アルプス最北端にある入笠山(標高 1955m)の山頂付近で撮ったもの。足もとは雪原ですが、木々に雪はなく、明るい日差しが届いています。

実は、これに似た写真を前にも公開しています。

【今週の1枚】雪山に”光の春”が来た

どちらも同じ山で撮ったもので、前回の写真はスキー場のゴンドラで中腹まで登り、登山道に入ってすぐのあたり。一方、今回の写真は山頂に近い場所で撮りました。

注目してほしいのは、右側手前の木の枝と左側の木の枝に付着している少し黄色みがかって見えるもの。これは、サルオガセです。ここだけでなく、入笠山の山頂周辺ではたくさん見ることができました。

サルオガセは木の表面に付着する地衣類ですが、木から栄養をもらうのではなく空気中の水分を吸って生きているそうです。そして、空気がきれいな場所でしか生きられないとか。

サルオガセがあったら、空気がいい証拠。おいしい空気をいっぱい吸いましょう(笑)。

中腹では見られなかったのに、山頂の近くだと見られるということは、わずかな標高差で空気が違うのでしょうか。微妙な環境のバロメーターなのかもしれません。大事にしたいです。

撮影場所:入笠山の山頂近く
撮影日:2023/3/7

ここへ行くのに最適な地図は、

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