今回は、雪山に春の訪れを感じる1枚です。
前回の写真も”光の春”がテーマでしたが、整備された公園で撮影したものでした。一方、今回はスキー場の上にある雪山登山コースで撮影したものです。
南アルプスの最北部に入笠山(にゅうがさやま)という山があります。標高は1955mで、2等三角点が置かれた300名山です。
夏は山頂近くまで車で行けるようですが冬は通行止め。東側にスキー場があって、その駐車場に車を停めてスキー客用のゴンドラで中腹まで上がることができます。
今回の写真は、ゴンドラで上って入笠山に向かって歩き始めた森の中で撮りました。入笠湿原の縁から樹林帯に入ったあたりです。
撮影時期は3月初旬、地面には雪が残っています。厳冬期には木々の枝にも雪が付いていたことでしょう。しかし、この時期になると枝の雪はなくなって明るい日差しが雪面に届いています。
早春、気温の上昇に先駆けて明るい日差しがあふれる、その状態を”光の春”といいます。
まだ葉がない、しかし着雪もない木の枝の間から差し込む日差しが雪面を白く輝かせています。こんな景色を見ると、気持ちも明るくなります。
撮影場所:入笠湿原の遊歩道
撮影日:2023/3/7
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