これは、知る人ぞ知る高尾山の名物のひとつです。シモバシラの花といいます。
真冬の朝、枯れた茎が毛細管現象で地中の水分を吸い上げます。その水分が、茎の割れ目で空気に触れて氷になります。その氷が少しずつ押し出されて花びらのようになったのが、このシモバシラの花です。
実は、この植物自体の名前が「シモバシラ」といいます。9月下旬には、茎の部分に小さな白い花をたくさんつけるそうです。でも、おそらくこの儚い氷の花の方が知られていると思います。
実物を見たい人は、よく冷え込んだ1月初旬の朝、高尾山の山頂部北側の登山道(巻き道)へ行ってみましょう。枯葉の斜面を注意深く見て歩くと、きっとシモバシラの花に出会えると思います。
撮影場所:高尾山の山頂付近
撮影日:2022/1/1
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