【今週の1枚】八幡平のドラゴンアイ

今回の写真は、八幡平の名物”竜の目”です。

5月末から6月初旬、里は初夏の雰囲気ですが高い山や北の山には、まだまだ雪が残っています。

私が八幡平を訪れたのは2023年6月1日。登山道は、雪が融けている場所と雪に覆われている場所が半々でした。

八幡平の山頂展望台や八幡沼周辺、源太森からの景色も素晴らしかったのですが、幸運だったのは鏡沼のドラゴンアイを見ることができたこと。

沼の上に積もった雪がサークル状に融けて大きな目玉のようになります。このあと、さらに中心部が陥没して穴ができると本当の開眼と言われていますが、毎年そうなるわけではないようです。

この写真を撮ったのは午前5時前。ちょうど東側(この写真では左側)から朝日が昇り、空が明るくなりました。しかし鏡沼には、まだ光が届いていません。そのため、ドラゴンアイが青く見えています。

このあと、源太森から黒谷地湿原の方まで散策しました。黒谷地湿原から源太森に戻る道中では、みごとなハロ(日暈:ひがさ)が出現。その写真は以下のリンクからご覧いただけます。

【今週の1枚】八幡平の上空に現れたハロ

昼過ぎに鏡沼に戻って、再びドラゴンアイを撮影したのですが、明るすぎる光で雪の汚れが目立ちます。特に、写真で見るとイマイチな景色。そのため、青く神秘的なドラゴンアイを【今週の1枚】に採用しました。

撮影場所:八幡平・鏡沼
撮影日:2023/6/1

ここへ行くのに最適な地図は、

[PR]この地図をAmazonで見る。

※このサイトには、Google AdSenseから配信された広告が表示されています。
※この記事には、アフィリエイト広告が含まれています。

伊豆に咲く地縛りの群落【今週の1枚】伊豆に咲く地縛りの群落

八幡平上空のハロ【今週の1枚】八幡平の上空に現れたハロ

関連記事

  1. 鳥海山の山頂

    【今週の1枚】鳥海山の山頂に立つ

    『日本百名山』の著者・深田久弥はいいました。「百の頂に百の喜びあり」と。…

  2. 丹沢の蛭ヶ岳から見た夕景

    【今週の1枚】丹沢から望む秋の夕暮れ

    絵画の技法に"空気遠近法"というものがあります。科学的には光の拡散など難し…

  3. 高尾山の麓で撮ったモミジ

    【今週の1枚】単焦点レンズで撮った最後の紅葉

    今回は、12月中旬に高尾山の麓(ふもと)で撮ったモミジの写真です。この写真…

  4. 厳冬期の西穂高岳

    【今週の1枚】厳冬期の西穂高岳

    冬の北アルプス、それは登山者にとって憧れの領域のひとつではないでしょうか。…

  5. アルプスの絶景

    【今週の1枚】アルプスど真ん中の絶景

    この写真の場所はどこでしょう。ヨーロッパアルプスとかニュージーランドといわ…

  6. 火打山の中腹の天狗の庭

    【今週の1枚】初秋のキラメキ@火打山

    新潟県の南西部にある頸城山塊は、ユニークで魅力的な山が多いエリアです。その…

  7. 北八ヶ岳・中山峠の御来光

    【今週の1枚】早春の北八ヶ岳・中山峠で御来光

    2020年3月の終わり、北八ヶ岳の天狗岳に行きました。渋の湯の駐車場(有料…

  8. 冬の奥多摩、海沢大滝

    【今週の1枚】初冬の滝はひっそり輝く

    今回の写真は、奥多摩の海沢(うなざわ)大滝です。撮影時期は12月中…

おすすめ記事
  1. 鳥海山タイトル写真8
  2. 赤岳タイトル写真1
  3. 槍ヶ岳から見た山並
  4. 雨飾山の登山道
  5. 北岳タイトル写真5
  6. 剱岳タイトル写真4
  7. 槍ヶ岳タイトル写真4
  8. 奥穂高岳と涸沢岳
PAGE TOP