今回は、丹沢(たんざわ)のワンシーンです。
丹沢は、神奈川県の北西部に広がる大きな山塊で、たくさんの山の総称です。主峰は丹沢山(たんざわさん)ですが、最高峰は隣の蛭ヶ岳(ひるがたけ)。どちらの山も、丹沢山塊の真ん中あたりにあります。
丹沢山から蛭ヶ岳まではコースタイムで2時間くらいですが、それなりにアップダウンがあります。今回の写真は、蛭ヶ岳の手前にある長くて辛い登りで撮影しました。
この日は、丹沢南部の大倉(おおくら)からスタートして、まずは塔ノ岳(とうのたけ)へ。そこから気持ちいい稜線を歩いて丹沢山を踏破。そして、さらに蛭ヶ岳を目指していました。
時間は、すでに午後。晩秋の太陽は、早くも傾きつつあるように見えます。予定より少し遅れていることを気にしながら、息を切らせて急坂を上がって行きました。
そして、ふと顔を上げるとこんな景色が。空が青い。その下で、葉を落とした大きな木が横から光を受けています。なんで、これだけで画(え)になるんでしょうね。
例えていうなら、年老いた名優が舞台に立っている。セリフを語らなくても、その存在感がすごい。場を引き締める力がある。そんな感じでしょうか。
撮影場所:丹沢・蛭ヶ岳の東南斜面
撮影日:2018/11/15
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