今回は、自宅の近くで撮影した夕陽の写真です。撮影日は2018年12月31日、つまり大晦日です。
私は、たくさんのメルマガを講読しているのですが、その中に【小さなコツがあなたを変える】というものがあります。
このメルマガは16年以上、土日祝日を含めて1日も休むことなく発行されていて、2024年1月現在で通算6000号を超えています。発行者は野澤卓央さん(通称:たくちゃん)という人で、まぐまぐの配信で読むことができます(この記事の最後にリンクがあります)。
そのたくちゃんが、【小さなコツがあなたを変える】に繰り返し書いている人生のコツのひとつに「その年の最後の夕日に感謝しよう」というものがあります。
元旦に初日の出を拝んで、その年の幸運や幸福を祈る人は多い。しかし、その前に、1年間お世話になった太陽に感謝しましょう。それが大事。といった内容です。
「なるほどなぁ」と思ったのですが、年末の忙しい時期、気がつくと日が沈んでいて夕日に感謝する機会を逃した、といったことが何年か続きました。この年も、夕方まで忘れていて気がついたら日没が近い。
あわててカメラを手に取って家を飛び出したのですが、遠くまで行く余裕はありません。そこで、近所の橋へと向かいました。そして撮ったのが、今回の1枚です。いい感じに雲が広がって印象的な写真になりました。手前の住宅が逆光で山並に溶け込んでくれたのも良かったと思います。
大晦日に、その年最後の夕日を見逃した人は、代わりにこの写真を眺めたら少しはご利益があるかも、いや、ないかも。絶景は、見るというより体験するものだと思うし。
ただ、自宅の近所でこの写真が撮れたことで、必ずしも遠くの山へ行かなくても絶景に出会えるチャンスはあると思いました。
撮影場所:東京都八王子市内
撮影日:2018/12/31