ここは、北八ヶ岳にある東天狗岳の山頂直下です。上の方に、山頂の標識が見えています。
天狗岳は、北八ヶ岳に分類されていますが、八ヶ岳連峰のほぼ中央にあります。そして、東天狗岳と西天狗岳という2つのピークを持つ双耳峰です。
天狗岳の山頂からの絶景は、以下の記事で見ることができます。
【天狗岳】2つの山頂で春雪の八ヶ岳を展望する
今回の写真を撮影したのは3月下旬。里は春の気配ですが、高山はまだ冬。天狗岳への登山口は、いきなりガチガチに凍った急登でアイゼンがないと登れない状態でした。
初日は中腹の山小屋に泊まって、翌日、朝から天狗岳の山頂を目指しました。写真だと、穏やかな天気で絶好の登山日和に見えるかと思います。
しかし実際は、ものすごく風が強くて撮影は難儀しました。それでも、雪山としては恵まれたコンディションだったと思います。もちろん、完全な雪山装備で臨みました。
さて、そんな雪山の強風が作るのがシュカブラです。手前の雪原にしわのような模様が出ています。風が雪面を削って作る紋様で、日本語で「雪紋」や「風雪紋」ということもあります。
もっと雪が多くて厳しい冬山へ行くと、さらにダイナミックなシュカブラを見られます。でも、まあまあキレイに出ていると思ったので今週の1枚に採用しました。
撮影場所:天狗岳の中腹
撮影日:2020/3/25
ここへ行くのに最適な地図は、
[PR]この地図をAmazonで見る。
※このサイトには、Google AdSenseから配信された広告が表示されています。
※この記事には、アフィリエイト広告が含まれています。