群馬県沼田市にある吹割の滝(ふきわれのたき)は、名瀑100選にも選ばれている大きな滝です。
日本で大きな滝というと、たとえば和歌山県の那智の滝のように縦長の滝を思い浮かべる人が多いかと思います。しかし、この吹割の滝は高さより横幅の方が大きく、高さ7m、幅は約30mとされています。
この形からか、吹割の滝は”東洋のナイアガラ”ともいわれます。しかし、本物のナイアガラの滝は3つに分かれていて、アメリカ滝が高さ58mで幅330m、カナダ滝が高さ56mで幅675m、その間にあるブライダルベール滝が高さ55mで幅15mという巨大さ。まさに桁違い。
本家に比べると、だいぶ…。いゃ、しかし、実際に吹割の滝へ行ってみると、これはこれで大したものです。写真の左側に写っている人を見ると、その大きさが分かるかと思います。吹割の滝は、間違いなく日本の絶景のひとつだと思います。
吹割の滝は、関越自動車道を沼田インターで下りて、国道120号線を16kmほど行ったところにあります。車なら沼田インターから20~30分です。
そのまま国道120号線を進むと、日光方面へ抜けることができます。また、途中の片品村で左に折れると戸倉を経て尾瀬や至仏山へ行くことができます。私は、尾瀬の帰りに吹割の滝に立ち寄ってこの写真を撮りました。
山道を歩かなくても、国道沿いの駐車場から徒歩数分で滝を見ることができるので、近くへ行ったときは気軽に立寄ってみてはいかがでしょうか。
撮影場所:群馬県沼田市
撮影日:2001/6/2
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