北アルプスや北日本の山では、通常10月下旬に雪が降り始めます。11月になると、高山はもうすっかり冬です。
そんな時期に、しっかり山歩きしたいと思って神奈川県の丹沢を縦走したことが過去に2回ほどあります。どちらも雪はありませんでしたが、冷え込みは(関東南部の)真冬レベルでした。
今回の1枚は、丹沢の最高峰・蛭ヶ岳から檜洞丸(青ヶ岳)方向に少し行ったあたりで撮ったもの。
この日は、まず蛭ヶ岳の山頂で朝日に染まる富士山を撮影。その後、準備を整えて檜洞丸へ向かって歩き始めたのですが、まずは急な下りです。西側斜面はまだ日が当たっていなかったので霜の付いた木段がとても滑りやすくて難儀しました。
それでも、日陰の中の枯れ木、日が当たり始めた檜洞丸、その向こうに鎮座する富士山の風景に見とれて足を止め、写真を撮り撮り進んでいきました。
富士山は単体でも素晴らしいモチーフですが、こうした風景の中に入れても素晴らしい仕事をする名優ですね。どこいても主役になってしまいます。
そんな富士山の強すぎる存在感を敬遠して、しばしば主題から外そうと思うのですが、あとで見かえすと、やはり富士山の存在を否定できません。日本の最高峰というだけでなく、見た目の美しさ、その象徴性もズバ抜けて高い山だと思います。
撮影場所:丹沢・蛭ヶ岳の山頂付近
撮影日:2018/11/16
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