前回は、北アルプス山中にある日本離れした景色でしたが、今回もまた「日本じゃない」ような風景です。
撮影場所は、黒部乗越。簡単にいうと、黒部五郎小舎があるところ。そのテント場です。撮影時刻は、午前5時14分。周囲を山に囲まれているので、直接、御来光を見ることができないのですが、夜明けの時刻です。
上空は青空。その下に雲があって、朝日で赤く染まっています。ほんの数分しか見ることができない絶景です。で、その数分間の中でも、刻々と色が変わっていきます。
最初は、もっと空が暗いので雲が輝いて見えます。そのとき写真を撮ると、地上の景色は暗く山もシルエットになります。その後、だんだん周囲が明るくなってきたときが、この写真のタイミング。
そして、この後、雲が茜色からオレンジ色に変わってきます。そこまで写真を撮り続けるのですが、あとで見ると、やはり茜色の方がキレイです。
正面に見える山は薬師岳。その右下の建物が黒部五郎小舎です。なんだか、アメリカかニュージーランドの山奥に来たような景色だと思いませんか。やはり、日本離れしています。
ちなみに黒部五郎岳は、この写真でいうと左側にあります。この写真を撮ったあと、山頂まで行ってきました。右側の斜面を登って行くと三俣蓮華岳へと続きます。
ここもまた、日本最後の秘境と呼ばれるエリアの一部で、テントを背負って行くのはなかなか大変でした。しかし、十分に行く価値がある場所でした。
撮影場所:黒部五郎小舎のテント場
撮影日:2023/8/30
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