この写真は、北アルプスの涸沢から奥穂高岳へ登るとき撮りました。撮影したのは2000年8月で、記憶があいまいなのですがザイテングラードの途中だったと思います。
奥にレインウェアを着た人たちが写っていますが、このとき山の上の方はガスがかかって霧雨が降っていました。どこまで行くか迷いつつ少しずつ高度を上げいくと、途中でこのような景色に出会うことができました。
私が好きな、いかにも山らしい絶景ではありませんが、しかも説明されないとどこで撮った写真か分かりませんが、なぜか自分の中で記憶に残る1枚になっています。
この日、結局、奥穂高岳の山頂まで行きました。白出のコルまで上がると強風に襲われて、穂高岳山荘のテラスで天候の回復を待ちました。しかし、1時間以上たっても状況は変わらず、意を決して鉄のハシゴに取りついたを覚えています。
いうまでもなく山頂も風が強くて視界はなく、かろうじて登頂の証拠写真を撮って下りてきました。それでも下山時には、ときどきガスが晴れて涸沢カールを上から展望できる瞬間もありました。
また、翌日は晴天に恵まれ、徳沢に向かうパノラマコースの屏風ノ耳から涸沢カール、奥穂高岳、槍ヶ岳がきれいに見えて、それなりに満足度が高い山行でした。
撮影場所:北アルプス・涸沢カール
撮影日:2000/8/21
ここへ行くのに最適な地図は、
[PR]この地図をAmazonで見る。
※このサイトには、Google AdSenseから配信された広告が表示されています。
※この記事には、アフィリエイト広告が含まれています。