7月、山は初夏です。そして、夏山シーズンが始まる時期です。実際には、梅雨が長引いて本格的な夏山のスタートは7月下旬ということが多いのですが。
さて、今回の撮影場所は尾瀬ヶ原。一般的にはミズバショウのイメージが強いと思いますが、ミズバショウが咲くのは5月ころ。まだ至仏山に雪が残り、湿原に茶色が目立つ時期です。
それから月替わり、あるいは週替わりで、次々と主役の花が変っていきます。尾瀬の特徴は、同じ花が一斉くこと。半月後に行くと、また別の花が湿原を覆っています。
このときは、たまたまカキツバタのタイミングでした。たぶん、翌週か翌々週にはニッコウキスゲに変わっていたでしょう。
ただ、ニッコウキスゲは今、シカの食害で大幅に数が減っています。この写真を撮った2001年ころは大群落を見ることができたのですが、2018年に久しぶりに尾瀬を訪れたときは、ほとんど見ることができませんでした。
今、尾瀬のカキツバタがどうなっているのか分かりません。この写真のように咲き誇っていないかもしれません。気になります。
ちなみに、カキツバタの花言葉は「幸運は必ず訪れる」です。
撮影場所:群馬県・尾瀬ヶ原
撮影日:2001/7/10
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