3月、里では梅の花が咲き、日差しが眩しくなって、早いところは桜(ソメイヨシノ)が開花します。
しかし、山の上はまだまだ冬。今回は、3月中旬に蓼科山(たてしなやま)の山中で撮った雪景色です。
撮影は2001年、このころ私は雪山デビューのため冬の上高地や西穂高岳を体験するツアーに参加していました。その最後に行ったのが、八ヶ岳の北側にある蓼科山です。
蓼科山は日本百名山のひとつで標高は2531m。比較的登りやすい山だと思いますが、麓の標高がすでに高いので意外に標高があります。
このときは、山の北西にある蓼科牧場に集合し、白樺高原国際スキー場のリフトで七合目手前の登山口へ。そこから将軍平と呼ばれる場所まで登って蓼科山荘に宿泊。そして翌日、蓼科山の山頂へ行って同じルートを下りました。
残念ながら、天気はイマイチ。スキー場のあたりは見通しが効いたのですが、将軍平のあたりまはガス(霧)に包まれていました。今回の1枚は、そのとき撮影したものです。
展望はありませんでしたが、これはこれで良い景色ではないでしょうか。ヨーロッパの童話の世界のような感じがします。野生の動物が飛び出してきて「やぁ、こんにちは!」と話しかけてきそうな気がしませんか?
翌日も同じような天候で、山頂はホワイトアウトに近い状態でした。登ったことがある人は知っていると思いますが、蓼科山の山頂部は予想以上に広くて平坦です。周囲は何も見えませんでしたが、それも良い体験だったと今は思います。
その後、再び蓼科山に登ったのは2017年10月でした。前日に初雪が降って、やはり蓼科山は雪をかぶっていましたが、山頂は青空でした。その様子は、以下の記事で。
撮影場所:蓼科山の中腹
撮影日:2001/3/18
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