奥多摩や丹沢など関東南部の山でも、たいてい冬には雪があります。といっても普通は数センチ、多いときで数十センチくらいです。
しかし、朝の気温は氷点下になるので雪が凍ります。特に踏み跡は、雪が氷になって滑りやすい。チェーンアイゼン(チェーンスパイク)が必要になることも多いです。
今回の写真を撮ったのは2月1日。場所は、檜洞丸の北側、ヤタ尾根の途中あたりだったと記憶しています。
当時、私はまだ冬山用の装備を持っていませんでした。しかし、冬の山に行ってみたいという思いから「丹沢あたりなら大丈夫だろう」と出かけました。しかし、寒さにめげて山頂まで行かずに引き返してしまいました。
関東南部は、冬の間は晴天が多いのですが、この日は雲が多めでした。朝は晴れていたのですが、登るうちに雲が湧いて寒々しい感じになってしまったのです。
もちろん、本格的な冬山に比べたら冷え込みは緩いし、雪山で遭遇するような強風もありません。それでも、山塊の北側斜面は冷蔵庫の中にいるような感じで私の元気を奪っていきました。
細かな枝を空に広げた冬枯れの木々、そして地面に残る雪。これが丹沢山地の冬景色のひとつです。
撮影場所:神奈川県山北町
撮影日:2000/2/1
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