茨城県の名山として名を馳せる筑波山。その南側にある宝篋山(ほうきょうさん)は標高461mの低山ですが、意外に登った感があるいい山です。
写真1:山の南西にある小田城跡から見た宝篋山。人々の生活に近い裏山という感じ。でも山頂まで、なかなか歩き応えがある。(撮影:2023/12/7)
写真2:山の北西の山口地区から見た宝篋山。山頂の通信施設が見える。たおやかな山に見えるけど、けっこう登りが続く。(撮影:2023/12/7)
写真3:筑波山(男体山)の山頂近くにある立身石から見た宝篋山。なかなか山らしい姿。左上の光って見えるのは霞ヶ浦。(撮影:2023/12/8)
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宝篋山の山頂は筑波山の眺めがいい
宝篋山(ほうきょうさん)は、茨城県の南部、筑波山の南側にあります。山が好きな人でも、この名前を聞いてすぐ分かる人は少ないのではないでしょうか。私も、知りませんでした。
私が宝篋山を知ったのは、筑波山の撮影スポットを探していたとき。筑波山は、かなり前に一度登っていたのですが、『絶景360』のために登りなおしたのが2020年1月でした。
このとき、母子島遊水地に映る筑波山と朝日を撮って、筑波山の2つの山頂で360°全天球パノラマ写真を撮ることができました。しかし、筑波山自体の写真は納得いくものが撮れませんでした。
そこで、いくつかの撮影スポットに目星をつけて再チャレンジしたのが2023年12月。このとき候補のひとつに入っていたのが宝篋山でした。
つまり私は、筑波山を撮るために宝篋山に登ったわけです。宝篋山および宝篋山が好きな皆さんには大変失礼な態度で臨みました。
しかし登ってみると、これがなかなかいい山だったのです。標高461mですから、サクッと散歩レベルで行けるだろうと甘く見ていたのですが、意外と登った感があって、むしろ観光地化した筑波山より登山を楽しむことができました。
あとで知ったのですが、近くにある霞ヶ浦の水面は海抜16cmだそうです(環境省の資料による)。16メートルではなく、16センチです。宝篋山の登山口がある小田や北条も海抜10~20m台です。
というわけで、山の標高が461mでも、登山口の海抜が低いので標高差400m以上の登山になります。筑波山へ行った折には、宝篋山にも登ってみてはいかがでしょうか。
では、そんな宝篋山の山頂で撮った360°全天球パノラマ写真です。
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この写真は、Webサイト『絶景360』の一部です。『絶景360』は、こちら(https://zk360.site)からご覧いただけます。 – Spherical Image – RICOH THETA
宝篋山の山頂で全天球パノラマ写真(撮影:2023/12/7)
ちなみに、筑波山の記事はこちら↓↓↓
【筑波山】歴史ある名山で関東平野を見渡す
宝篋山へのアクセス
エリア:関東北部
この山へ行くのに最適な地図は、
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宝篋山には複数の登山道がありますが、登山口は西側の3ヵ所(宝篋山小田休憩所/小田城/大条大池)になります。
①鉄道の場合は、つくばエクスプレスのTXつくば駅か常磐線の土浦駅からバスで登山口へ行きます。
②車の場合は、登山口近くの登山者用駐車場を利用します。道が狭くて入り組んでいたり、登山者用の無料駐車場が登山口や観光施設から少し離れていたりするので気をつけてください。
詳しくは、つくば市のサイトにある観光情報およびトレッキングマップを参照してください。
つくば市の観光情報>宝篋山
宝篋山トレッキングマップ