初夏、丹沢の名物といえばツツジの花ですね。朱色のヤマツツジ、赤紫のトウゴクミツバツツジ、そして真っ白なシロヤシオが有名です。
2024年の5月中旬、ツツジを目当てに2泊3日で丹沢の主稜線を歩きました。そのときの様子は、山と渓谷オンラインに読者レポートとして掲載されていて、以下のリンクから読むことができます。
レポートにあるように、あまり天気には恵まれませんでした。また主稜線は、ツツジを楽しむには少し早かったようです。それでも、ところどころで美しい花を見ることができました。
2日目は、塔ノ岳からスタートし、丹沢山と蛭ヶ岳を経て檜洞丸まで歩いたのですが、ほぼ1日中、小雨か霧雨でした。しかし、だからこそ美しく見える景色もあって楽しむことができました。
今回の1枚は、丹沢の最高峰・蛭ヶ岳から檜洞丸へと続く登山道で撮影したものです。シロヤシオの木を、少し離れたところから引き気味に撮っています。背景が白いのは霧のためで、全体的にも少し霞んだように見えます。霧で光が拡散しているため陰影が少なく画面全体のトーンが整った写真になりました。
シロヤシオの花をメインの被写体にした写真かといわれると、そんな風には見えないかもしれません。でも、これはこれで、とても美しい景色じゃないかと思います。
撮影場所:丹沢
撮影日:2024/5/16
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