写真に空気は写るか? マニアックな人たちが、いろいろな理屈を並べて議論しそうなテーマですね。(笑)
結論としては、空気は透明だから写らない。でも、空気感を感じさせることはできる。ということで話が納まるようです。撮る人と見る人の感性によるところも大きいと思います。
今回の1枚は、森の中で撮影した木の葉です。少しだけ黄色味がかっていて、その下には枯葉もあります。この枝先だけで、夏から秋へと移り行く季節だということが読み取れます。
私が好きなのは、その背景です。画面中央に木の葉の間から青空が見えています。なかなか深味があって、空気が澄んできているような気がします。
夏山は、それだけでワクワクします。秋は秋で、紅葉が美しい季節です。でも、少しセンチメンタルな気持ちになる。そんな感傷的な空気感が、ボケた青空のあたりに感じることができないでしょうか。
ちなみに、3月には早春の空気の写真も公開しています。
こうした景色も、ある意味、絶景だと思っています。
撮影場所:大菩薩嶺の中腹
撮影日:2003/9/23
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