今回の写真は、愛鷹連峰の南斜面で撮ったものです。撮影日は1月4日、雲はありますが冬晴れといっていいでしょう。キリっとした寒さの中に清々しさが感じられます。
いわゆる愛鷹山(あしたかやま)は、富士山の南側にある複数の山の総称です。最高峰は越前岳(えちぜんだけ)で標高1504m。ほかに、位牌岳(いはいだけ)、呼子岳(よびこだけ)、黒岳(くろだけ)、大岳(おおだけ)などのピークがあります。なので、愛鷹連峰ということもあります。
そして、なんと、これらの愛鷹連峰の南部に”愛鷹山”というピークがあります。しかも標高は1187.5mで、けして高い方ではありません。いわゆる愛鷹山の中に愛鷹山という山があって、しかもメインの山ではないという不思議な入れ子構造になっています。
また、最高峰の越前岳と第2位の位牌岳の間には崩落個所があって縦走はできません。こうしたことから私は、これまで何度か愛鷹連峰に通って主要なピークに登ってきました。
さて、今回の写真です。位牌岳から愛鷹山に向かって南に伸びる尾根の途中に一服峠(いっぷくとうげ)という場所があって、そこから水神社(すいじんじゃ)方面に下る途中で撮影したものです。
この場所は何度か通っているのですが、いつもこの木に目を惹かれます。寒い時期に行くことが多いので、冬枯れの樹形が印象的です。でもそれは、背景の青空があってこそだと思います。
撮影場所:愛鷹連峰の南側斜面
撮影日:2023/1/4
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