尾瀬というと、圧倒的に尾瀬ヶ原のイメージだと思いますが、ほかにも中小の湿原が点在しています。そのひとつが今回の大江湿原で、たしか尾瀬ヶ原に次いで2番目の広さだったと思います。
大江湿原は、尾瀬沼の東側にあります。この日は、御池からバスで沼山峠に入り、峠を越えて大江湿原に下りてきました。
まさにそのとき、朝の光が湿原に溢れて満開のニッコウキスゲが逆光に輝いていました。少しだけガス(霧)が漂っていたこともあって、より幻想的な写真を撮ることができました。
ちなみに、同じ日に同じ大江湿原で撮った写真を過去にも掲載しています。
そのときも書いたのですが、気になるのはニッコウキスゲの現状です。かつては尾瀬ヶ原でもニッコウキスゲが咲き乱れる景色を見ることができたのですが、鹿の食害で激減してしまいました。
大江湿原は、今もかなりニッコウキスゲが残っているようです。とはいえ自然のこと、いつも見られるとは限りません。いつまでもあるとも限りません。
絶景は出会い、奇跡のような一期一会を大切にしたいと思います。
撮影場所:尾瀬・大江湿原
撮影日:2003/7/28
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