この写真を見て「あ、あそこだ!」と分かる人は、相当の山好きだと思います。まぁ、答えはこの記事のタイトルに書いてあるのですが。
登山者に大人気の槍ヶ岳に登るとき、まずは槍ヶ岳の肩にある槍ヶ岳山荘を目指します。この山荘から槍の穂先(山頂)までは、約30分です。
槍ヶ岳の山頂から見た360°の展望は以下の記事で。
【槍ヶ岳】憧れの山頂で北アルプス大展望を望む絶景
さて、槍ヶ岳山荘にもテント場があって、それは山荘から南へ少し下がった場所になります。そのテント場の傍らで撮った夕方の風景が今回の1枚です。といっても、このとき私はテント泊ではなく山小屋に泊まったのですが(笑)。
左下手前に大きく見えているのは大喰岳(おおばみだけ)です。この山を越えて稜線を行くと有名な大キレットに至り、大キレットの先は北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳と続きます。
大喰岳の右に半分隠れているのは北穂高岳だと思います。その右のやや丸い山が焼岳、その上に乗鞍岳、さらに奥に少しだけ御岳山が見えています。もし間違っていたら申し訳ありません。
私が山の絶景に惹かれる理由のひとつは、山で宇宙を感じる瞬間があるからです。空が近いというより、宇宙に近い感じ。先々週の富士山八合目の写真もそうですが、特に標高3000mを超えると宇宙感が高まる気がします。
特に、朝や夕方の静寂の時間は堪りません。
とはいえ、いつもこんな素敵な瞬間に立ち会えるわけではありません。天気に恵まれた、ほんの一瞬だけ山が見せてくれる奇跡のような景色です。会えるかどうかは運しだい。
しかも、景色が美しいときは、たいてい寒い。以前は寒さが大の苦手でしたが、登山を続けるうちにだいぶ慣れてきました…。なんてことを書いていたら、今、いいキャッチコピーが思い浮かびました。
宇宙に会いに山へ行こう!
夜中に晴れていると、星空もスゴイですよ。
撮影場所:槍ヶ岳山荘のテント場付近
撮影日:2017/9/26
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