日本には苔(こけ)の名所がたくさんあります。そのなかでも”苔の森”というと、やはり北八ヶ岳が一番じゃないでしょうか。
屋久島の苔もスゴイと思いますが、ネットで「苔の森」を検索すると最初に北八ヶ岳が出てきます。今週の1枚は、その北八ツで撮った苔の森です。
写真を見ると山奥感があるかと思いますが、実は麦草峠の駐車場から徒歩5分くらいの場所で撮影しました。私は軽装登山には反対ですが、ここまでなら手ぶらでスニーカーでも大丈夫でしょう。
登山道には木道があって、そこから外れることはできません。もちろん、この苔の絨毯に足を踏み入れることもできません。長い時間をかけて成長してきた貴重な苔なので、荒らすことがないように大事にしたいものです。
地面の凹凸が大きいのは、八ヶ岳一帯が火山だったからだと思います。富士山の麓に広がる青木ヶ原樹海に似ていますね。同じ北八ヶ岳エリアには、溶岩がゴロゴロした天狗の路地と呼ばれる場所もあります。
生えている木は、シラビソ、コメツガ、トウヒといった針葉樹だと思います。私は植物に詳しくないので、間違っていたらごめんなさい。折れている木や枝が多くて、ありのままの自然の厳しさも感じられます。
苔の種類となるとさらに判別できません。しかし、素人目で見ても、このあたりに何種類もの苔が混在しているのが分かります。そして言えるのは、どの苔も素敵です。
撮影場所:八ヶ岳・麦草峠付近
撮影日:2002/9/18
この近くで撮影したスギゴケの写真もあります。
【今週の1枚】朔を伸ばす北八ツのスギゴケ
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