この写真は、雲取山の山頂で出会ったブルーモーメントの瞬間です。
山の朝で絶景というと、御来光を思い浮かべる人が多いかと思います。確かに、山で見る朝日は素晴らしいです。しかし、その前に”ブルーモーメント”と呼ばれるスゴイ時間があります。
ほんの数分ですが、自分がいる世界全体が深い青に染まります。これは、本当に神秘的な体験です。ブルーモーメントは、条件が合えば都会でも見られますし、夕方、日が沈んだ後にも現れることがあります。
山で御来光を見るときは、日の出の時間ギリギリに行くのではなく暗いうちに行って待機することをお勧めします。夕方も、日が沈んだらすぐに立ち去るのではなく、その場でしばらく待ってみるといいでしょう。絶景に出会える確率が高くなります。
ちなみに、デジタルカメラではホワイトバランス(WB)を調整することで普通の光でもこんな風に青い世界を表現することが可能です。しかし私は、基本的にホワイトバランスを昼光色に固定していて、このときもそのままで撮りました。
実際、その場にいると空気が青く染まったように感じます。それが、ちゃんと写るんですね。ただし、ホワイトバランスをオートにしていると、カメラが自動的に補正して昼間のような普通の色になってしまいます。
さて、雲取山の標高は2017mで東京都の最高峰。そして東京で唯一の日本百名山です。雲取山の記事は、以下のリンクから見てもらうことができます。同じ日に撮った全天球パノラマもご覧いただけます。
【雲取山】東京の最高地点から奥多摩と奥秩父の山々を望む絶景
撮影場所:雲取山 山頂
撮影日:2017/5/24
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