この山は、北アルプスの穂高連峰の一角にある明神岳です。撮影は2月の後半、まだまだ山は厳冬期ですね。
この日、私は雪山体験ツアーに参加していました。釜トンネルを徒歩で抜けて上高地の河童橋まで往復するもので、コースはほぼ平坦でした。本当に、ただ冬の装備で雪の上を歩いてみるといった感じの内容です。
とはいえ、幸運なことに天候に恵まれました。冬山が雪に覆われるということは、それだけたくさん雪が降るということ。当然、天気が悪い日が多いわけです。
でも、この日は朝から晴天でした。釜トンネルを抜けて真っ白な穂高連峰を見たときは感動しました。そのときの写真が、こちら。
しかし、よい天気は長続きしませんでした。昼ごろ河童橋の近くで休憩している間に、どんどん雲が増えてきました。
そして明神岳に、ご覧のような雲がかかりました。この雲は天気が崩れる前兆です。帰路は、すっかり曇空でした。山の上にいたら、完全にガスの中だったでしょう。
山の天気は変わりやすいといいます。実際にそうだと思いますが、たいてい悪い方へ変わるように思います。というか、山では常に天気が崩れることを想定しておきましょうというのが、この言葉の真意ではないかと思っています。
撮影場所:上高地
撮影日:2001/2/21
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