今回は、シンプルだけと趣のある1枚を選びました。富士山の中腹にある宝永山の傍らで撮影した夕刻の写真です。
宝永山といわれてもピンとこない人も多いかと思います。富士山の五合目あたりにある火山なのですが、その存在に気付いていない人がたくさんいます。
しかし実は、宝永山を紹介した記事は、このサイトの中でも閲覧数が多いコンテンツのひとつ。宝永山の山容に加えて、山頂からの絶景を全天球パノラマ写真で見ることができます。
今回の写真は、宝永山に背を向けた状態で撮っています。つまり、この場所で振り返ると、上記記事のタイトル写真のような景色を見ることができます。
この写真を撮ったのは1998年。私はまだ、登山も写真も初心者でした。デジタルカメラの性能も低くて写真にノイズが目立ちます。だけど、妙に印象的な景色だと思いませんか。宇宙に近い感じがします。
このような風景は、富士山の中腹以外にはあまりないと思います。しかも、富士宮口五合目からここまで徒歩30~40分。登山の初心者でも、トレッキングシューズがあれば容易に行くことができます。
ただし、ここから宝永山の山頂までは蟻地獄のようなザレた登山道を1時間以上登る必要があります。富士山の大きさに圧倒されて宝永山が近く見えますが、かなり大変のなので山頂を目指す場合は時間の余裕と覚悟を持っていきましょう。
撮影場所:富士山中腹の宝永山付近
撮影日:1998/6/30
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