今回の1枚、ドラマチックな景色だと思いませんか。スゴイですよね。今まさに、偉大で崇高な何かが天から降りてくる、そんなイメージが自然に湧き立つ風景ではないでしょうか。
「天使の梯子」という言葉(現象)があります。早朝や夕方近く、雲に隠れた太陽の光が雲の切れ間から放射状に延びている状態です。山に限らず、街中でも見られます。それを見て昔の人は、その光の梯子から天使が降りてくると思ったのでしょう。
今回の写真は、いわゆる天使の梯子とは違うと思います。雲が多い夕方の空、その雲間から太陽の光が射して山の一部を照らしています。原理は天使の梯子と同じだと思うのですが、どちらかというとスポットライトのように見えます。
山ではときどき、こうしたドラマチックな景色に出会うことがあります。だから、山歩きと山写真はやめられない。
でも、こういうシーンを巧く撮るのはけっこう難しいです。コツは、躊躇しないで何枚も撮ることだと思います。そして後で、最も感動的な1枚を選びます。
撮影場所:那須岳・茶臼岳西側の巻き道
撮影日:2023/10/24
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