登山者の憧れの山といえば、やはり剱岳(つるぎだけ)だと思います。これに関しては以下の記事に理由を書いています。
【blog】一富士、二槍、三剱
剱岳は、昔は地獄の針山として恐れられて「登るべからずの山」とされていました。記録に残る最初の登頂は明治時代の測量隊で、決死の覚悟で登ったとか。しかし、そのとき山頂で平安時代の錫杖(しゃくじょう)が見つかったそうです。そんなに昔にも登った人がいたんですね。
剱岳は日本百名山に入っていますが、登頂の難易度はかなり高い方です。南側から登るメインルートは、一般の登山道としては日本最難関といわれています。
西側には早月尾根を上がるコースがあって、私はこちらから登りました。特に危険なところはなかったのですが、登山口の馬場島(ばんばじま)から山頂まで標高差2200mを登る必要があります。しかも、北アルプス三大急登のひとつとされています。
普通の登山者が行けるコースは、この2本だけです。ほかに岩登りの装備と技術がある上級者だけが行ける北方稜線ルートがあります。一応、登山地図では破線になっています。
さらに、岩登りのエキスパートだけが行けるバリエーションルートとして、この八ツ峰を登るルートがあるようです。ネットで検索すると登山レポートが出てきますが、とんでもなく難しそうです。
こうして山頂から写真で見ると、なんとなく行けそうな気がして勘違いしてしまいそうなのが怖いですね。私は、岩登りの経験がないので、この稜線を歩くことは一生ないと思います。
ちなみに、後方の稜線は後立山連峰です。真ん中あたりに五竜岳と鹿島槍ヶ岳が並んでいます。
撮影場所:剱岳の山頂
撮影日:2018/9/20
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