苔玉(こけだま)って、いいですよね。機会があれば作ってみたいと思ってるのですが、まだ実現していません。
できれば、出来合いのものを買うより自分で作りたいです。ネットで見ると、売り物の苔玉は上に木を配置していることが多いようですが、こんもり苔だけで、この写真のように朔(さく)が出ていたりすると素敵かも、なんてことを妄想します。
さて、今回の1枚は山梨県の大菩薩嶺へと至る登山道の脇で見つけた苔の写真です。ブナか何かの木の幹に張り付いた半球状の苔で、苔玉というには、ちょっと小さいかなとも思います。
でも、こうして写真に撮るとキレイだし、これだけでそこに小さな宇宙があるような気がします。これまでも”森の中の小さな絶景”としてマクロ的な写真を何枚か掲載してきましたが、これもまた”小さな絶景”といえるのではないでしょうか。
とはいえ、この苔を剥がして持ち帰っても上手く育てることはできないでしょう。そもそも、ここは秩父多摩甲斐国立公園の中なので剥がしたり持ち帰ることは禁止されています。山では、”とっていいのは写真だけ”なので、山歩きにカメラは欠かせません。
それと数年後に、いや翌年でさえ同じ場所に行っても同じ景色に会えることはまずありません。今回のような”小さな絶景”でもそうです。
やはり絶景は、一期一会。なので絶景ハンターを自称する私は、もっと多くの奇跡的な瞬間をデジタルデータとして残していきたいと思っています。
撮影場所:大菩薩嶺の中腹
撮影日:2002/5/19
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