この写真を撮ったのは、2023年5月2日。場所は北アルプスの涸沢で、涸沢小屋のデッキから前穂高岳を見ています。画面中央のやや左下に見えるのは、雪原に設営されたテント群と涸沢ヒュッテです。
槍穂高連峰の主要な山小屋は、毎年ゴールデンウィークの到来に合わせて開きます。この時期、北アルプスの上部は、まだまだ雪山です。ただ、この涸沢までなら危険な箇所が少ないので、小屋泊まりで撮影に訪れました。
とはいえ、本谷橋から上は延々雪の登りが続き、特に荷物が多いテント泊の人たちは喘ぎながら休みながら登っていました。もちろん、アイゼンは必須です。
さて、5月1日に入山して翌2日の朝、カメラを持って小屋の外へ出ると夜明け直前のこの景色でした。時刻は午前4時39分、神秘的な青の世界に身震いする思いでした。
この少し後に、涸沢の東側にある屏風ノ頭から朝日が出て、奥穂高岳はモルゲンロートに染まりました。さらに1時間ほど過ぎると、涸沢カールにも朝日があたって雪原が白く輝き別世界に!
その写真は、次の1枚で。
ぜひ、今回の1枚と見比べてみてください。
撮影場所:北アルプス・涸沢
撮影日:2023/5/2
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