この木は、キブシ(木倍子/木五倍子)といいます。先端の房は、花です。
この写真を撮ったのは4月末。場所は、奥多摩の川苔山(かわのりやま)の近く。川乗林道から百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)へ行く途中だったと思います。
ちなみに、この山は”川苔”とも”川乗”とも書くので、山名と林道の字が違っています。
さて、4月末といえばゴールデンウィークが始まるタイミングです。しかし、山はまだまだ色に乏しい時期。そんな中で、目を惹くのがキブシの花です。この写真に写っている花は小振りですが、場所によってはもっと大きな房で咲いていることもあります。
キブシは、身近な山の谷筋などで見かけることが多いのですが、庭木や公園木として栽培されることもあるようです。街中では、私が気づいていないだけかもしれませんが。
といったことはさておき、改めて写真を見てください。枝先に下がる花の房、春の光に輝く若葉、低山では登山シーズンが始まりました。今年はどの山に登ろうか、そんなウキウキする季節です。
この1枚から、そんな気分を感ていただけたら嬉しいです。
撮影場所:奥多摩・川苔山の山麓
撮影日:2003/4/29
ここへ行くのに最適な地図は、
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