この写真の場所はどこでしょう。ヨーロッパアルプスとかニュージーランドといわれたら信じてしまいそうな景色じゃないですか? 実際、アルプスではあるのですが。
正解は、日本の北アルプスのほぼ中央部で、赤い屋根は三俣山荘、その奥に見えるのは三俣蓮華岳です。三俣山荘から鷲羽岳へ向かって行くと、しばらくハイマツ帯が続きます。そこで振り返ると、この絶景に出会えます。
山が好きなら、この景色を見て「うわっ、夏山行きて~!」と思わない人はいないでしょう。山に関心がなくても「こんな景色を生で見てみたい」と思う人は多いのではないでしょうか。
行きたいですよね? 私も、また行きたいです。何度でも行きたいです。
でも、この場所へ行くのは、なかなか大変です。一般的な登山ペースだと、最短ルートでも到着するのは2日目の昼前だと思います。新穂高温泉の登山口を朝早めに出発して双六小屋で一泊するのが標準的なプランでしょう。鏡平に泊まった場合は、2日目の午後になります。
富山県の折立から入って雲ノ平を通過するコースだと、たぶん丸2日。それ以外のルートもないわけではないですが、あえて書く必要はないでしょう。長く険しい縦走コースになるので、相応の登山経験がないと歩けません。
それだけの時間をかけても、見る価値がある、行く価値がある場所だと思います。ちなみに黒部川の源流域は、この写真の右手、ここから徒歩1時間くらいのところです。
撮影場所:北アルプス・三俣山荘の近く
撮影日:2019/8/6
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