梅の名所は全国各地にありますが、今回は東京の西部にある高尾梅郷の梅の花を紹介します。
東京・八王子の高尾山は、世界一登山者が多い山とされています。首都圏の人が山へ行こうと思ったとき、まず思い浮かべる山のひとつといっても過言ではないでしょう。
高尾梅郷は、この高尾山の北側にあります。JR中央線と中央自動車道が小仏トンネルに向かってはしる谷筋に七つの梅林が並んでいて、この辺り一帯が高尾梅郷と呼ばれています。
電車で行く場合は、JR中央線または京王線の高尾駅北口を出て、国道20号線を高尾山口駅方向へ15分くらい歩きます。そこから、小仏方向へ進むと次々と梅林が現れます。
どの梅林も少しずつ趣が違って見事なのですが、なかでも1番といえるのが奥の方にある木下沢(ごげさわ)梅林です。今回の1枚も、ここで撮影しました。
木下沢梅林は、普段は立ち入ることができないのですが、梅の花が咲く3月前半の約2週間ほど特別開放されます。ただし、花の時期は年によって変わるので開花状況に合わせて開放時期が変更されることがあります。その情報は、八王子市のホームページで確認できます。
梅林というと、関東では東京・青梅市の吉野梅郷も有名ですし、埼玉・秩父市にも大きな梅園があります。梅のあとは桜(ソメイヨシノ)が咲いて、さらにツツジが見ごろを迎えます。最近は、街中でハナミズキの花を見ることも増えました。
3月から4月、里は順調に春が進みます。しかし、山の上はまだまだ冬です。とはいえ「今年はどの山へ行こうか」、そんなことを考えるのが楽しい時期になりました。
撮影場所:高尾梅郷・木下沢梅林
撮影日:2022/3/14
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