山歩きの経験が増えてくると、雪山にも行ってみたいと思うのが自然な流れだと思います。山岳雑誌やWeb記事に掲載された雪山の景色は、とても美しいですよね。
私も、そんな写真を撮りたいと思うのですが、冬山に関しては今も初心者の域を抜けていません。
そんな私のような者でも、探せば雪山の絶景に出会える場所はあります。その代表格が、岐阜県の新穂高温泉からロープウェイで登れる千石平園地ではないでしょうか。
冬、天気が良ければ、ロープウェイを降りてすぐの場所から雪の西穂高岳を見ることができます。今回の写真と同じ日に千石平園地で撮った雪の西穂高岳は、こちら。
そこから右の方へ目を移すと、山の上に小屋があります。これが、西穂山荘です。
この山小屋は、北アルプスでは珍しく通年営業です。ロープウェイの駅から西穂山荘まで、夏のコースタイムで1時間半ほど。冬も登山者が多いので、しっかり踏み跡がついていることが多いと思います。そのため、ちゃんとした雪山装備があれば比較的登りやすいコースとされています。
ただ、西穂山荘から上は装備に加えて雪山の技術と経験が必要な世界。山荘のすぐ上に丸山と呼ばれる小ピークがあって、初心者が行けるのはそこまで。私も冬は、そこから先へは行ったことがありません。
さて、写真としては、真っ白な雪山の上にスカッと青空だともっと良かったと思います。でも、冬山の現実はこんな感じではないでしょうか。ガスが切れて、稜線まで見えていただけでラッキーだったと思っています。
撮影場所:千石平園地
撮影日:2001/2/25
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