今回の写真は、山梨県北部の西沢渓谷にある大久保ノ滝です。
西沢渓谷は、日本百名山のひとつ甲武信ヶ岳の南側にある美しい渓谷です。遊歩道が整備されていて、大小さまざまな滝を見ながら渓谷を進んでいくと最後に七ツ釜五段の滝に行きつきます。
七ツ釜五段の滝は、名瀑100選に選ばれている立派な滝です。この滝については別の機会に紹介したいと思います。
今回の大久保ノ滝は、西沢渓谷に入って最初に見られる滝です。西沢渓谷の滝は渓流の岩場を流れ下るタイプが多いのですが、この大久保ノ滝は対岸の岩壁を一気に流れ落ちています。
いつ見ても美しい滝なのですが、やはり初夏の新緑との対比が一番じゃないかと思います。まるで、東山魁夷の絵画のような感じがしませんか。
西沢渓谷は、バスでも行けますが本数は多くありません。車で行くと渓谷の入口に無料の駐車場があります。滝と渓流を見ながら最奥の七ツ釜五段の滝まで行って、帰りは対岸のコースを戻ると4時間くらいです。
ただし、遊歩道が整備されているといっても、それはあくまでも登山道としてのレベル。クサリを頼りに岩の斜面を通過する場所もあるので、少なくともトレッキングシューズ(軽登山靴)を履いていきましょう。
撮影場所:山梨県・西沢渓谷
撮影日:2002/6/10
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