この写真は、私が山歩きを始めて間もないころに撮ったものです。デジタルカメラの性能も低く、写真撮影の知識もありませんでした。
そのせいか、ネガフィルムから現像した古い紙焼き写真のように見えます。フォトレタッチで色やトーンを引き出そうようとしたのですが、どうもイマイチなので、ほどほどで止めました。
撮影場所は、富士山の展望で知られる金時山(きんときやま)です。山頂から西へ、少し尾根を歩いたあたりだと思います。
実は長年、左上に写っている山の名前が分かりませんでした。写真に残るExifデータから撮影日を確認し、金時山へ行った際に撮ったことは分かったのですが、画面左上の格好いい山はどの山なんだろうと悶々としていました。
そこで、同じ日に撮った写真をすべて見直して、歩いたルートを推測。最後の方に「乙女峠」の標識があったので、山頂から尾根を歩いて乙女峠に向かったことが分かりました。
そして、空に雲がありますが中央やや右側が白く飛んでいる。つまり、この方向に太陽がある。撮影時刻が午後2時前なので南側を撮っています。
そして地図と照らし合わせると、なるほど、左上の山は箱根山でした。その右に見える水面は芦ノ湖の一部。その右上の山並は箱根の外輪山です。箱根山の手前に広がる茶色の面は、野焼きで知られる仙石原すすき草原ですね。
もしもフィルムで撮った写真だったら、撮影メモがないかぎり撮影場所も山の名前も特定できなかったでしょう。こうして、古い写真から情報を掘り起こせるのもデジタルのメリットですね。
さらに、これからはAIに写真を読み込ませれば、たちどころに教えてくれるんじゃないかと思います。
撮影場所:金時山の中腹
撮影日:2000/3/15
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