この写真は、山梨県北部にある西沢渓谷の入口あたりで撮影しました。
西沢渓谷は、大小さまざまな滝が連なる渓谷で、最奥には七ツ釜五段の滝という名瀑があります。以前はよく撮影に行っていたのですが、ほとんど新緑の時期でした。
今回の1枚を撮ったのは3月中旬。里では春の訪れを感じる時期ですが、山の中はまだまだ寒くて冬の名残がたくさん残っています。そして、この時期はまだ渓谷への入山が禁止されていたので入口あたりを周遊しました。
写真の左側、日が当たっている岩にはほとんど雪がありません。春の日差しを受けて融けたのでしょう。一方、画面の右上には白い雪がたっぷり残っています。ここは左の岩の陰になっています。
手前の水面も、左側には氷がありませんが、右側は氷が張っています。
まさに、冬と春が同居している、あるいは冬から春への移り変わり、その狭間を写し取ることができました。
撮影場所:西沢渓谷
撮影日:2003/3/14
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