“紅葉”と書いて「こうよう」と読むのが一般的ですが、「モミジ」とも読むこともありますね。
モミジは本来、秋に紅葉する木の総称だったそうです。しかし、実質的にカエデと同じ意味になって国内だけでも20種類以上あるとされています。
で、やはり”モミジといえば秋”という印象ですが、実は初夏のモミジもすごく美しくてフォトジェニックです。
今回の1枚は、奥多摩の川苔山の近くで撮ったものです。登山道の入口まで道路を歩いていると、小さな川がありました。そして、橋から下を見ると、こんな光景が広がっていました。
川面を覆うように広がるモミジの若葉。葉の隙間から下に白く見えるのは川の流れです。明るい単焦点レンズを使ったので、被写界深度が浅く水面がボケています。そのため、ひとつひとつのモミジの葉がクッキリ浮き上がって見えます。
ちなみに、すべての種類ではありませんが、モミジ(カエデ)は新芽も赤い色をしています。それが少しすると、この写真のように若葉らしい黄緑色になります。
モミジといえば紅葉、紅葉といえば秋といった定型的なイメージを追うのもいいですが、自然の中で「自分なりに美しいと思う景色を探すのも大事だなぁ」と思った1枚です。
撮影場所:奥多摩・川苔山の麓
撮影日:2003/4/29
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