伊豆半島の北西部にある達磨山(だるまやま)は展望がいい山として知られています。天気がいいと富士山や南アルプスを望むことができるし、その反対側には天城山も見えます。
山頂へ行くだけなら南側の駐車場から15分くらいで登れるのですが、このときは北側の戸田峠から達磨山まで往復しました。それでもコースタイムで約2時間の距離。私は写真を撮りながらゆっくり歩き、山頂でのんびりしたので約4時間かかりました。
今回の1枚は、その稜線歩きの途中で撮ったものです。山並の向こうは駿河湾です。その上に雲が浮かび、真っ青な海面に雲が映っています。右下には戸田(へだ)の街と港が見えます。
撮影したのは12月下旬。しかし、山には何となく緑が残り、青い空と海、そして白い雲との取り合わせで季節感が分からない不思議な画になりました。
「これは油絵の具で描いたシュールレアリスムの絵画です」と言われたら、そんな気がしてきませんか? 実は、雲をよく見ると何かのカタチが隠れている…、なんてことはありません(笑)。
よく「写真を撮るときは主題を明確に」と言われますが、それを越えて「なんだか分からないけど、なんか惹かれる」、そんな魅力を写真の中に閉じ込めることができたら、それはそれで作品性が高いんじゃないかと思ったりします。
なお、この前日に達磨山の山頂で撮った夕日の写真も公開しています。
撮影場所:伊豆半島・達磨山の中腹
撮影日:2024/12/24
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