今回の写真は、痛恨の1枚です。
撮影場所は、弓折分岐(乗越)。北アルプスのメジャーな入山口のひとつ、新穂高温泉から左俣谷を歩き、小池新道を登ると鏡平という場所があります。このときは鏡平山荘に泊まり、翌日の未明に出発して稜線に上がりました。
そこが弓折分岐です。右(北)へ行くと双六岳から黒部川源流域へと至ります。左(南)へ行くと笠ヶ岳へと尾根道が続いています。東を見ると正面に槍ヶ岳。その右側に大喰岳、中岳、南岳が連なっています。左側は、西鎌尾根と北鎌尾根が重なって見えます。
このときは時間に余裕があったので、北鎌尾根から昇る朝日をタイムラプスで狙いました。しかし雲が多く、日の出の時刻を過ぎても太陽が現れません。そして、設定した撮影回数が経過してカメラが止まった数分後、ほんの短い時間だけ太陽が輝きました。
もう、タイムラプス撮影の準備をしても間に合いません。そこで、別のカメラで手持ち撮影したのがこの写真です。
タイムラプス撮影は本当に難しいと思います。十数秒に圧縮された映像も、撮影には1時間以上かかっているのが普通です。登山の途中で、それだけの時間をとれる機会は多くありません。
また、自分の力量不足ではありますが、先の展開を予想するのが実に難しい。別の撮影では、日の出の方角を間違えて画面の右端から太陽が上ったこともあります。
できれば、ゆとりのある登山計画を組んで、時間をかけてタイムラプス撮影に取り組んでみたいです。
撮影場所:弓折分岐(乗越)
撮影日:2019/9/19
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