【月山】2つの山頂で夏山の絶景を堪能する

月山タイトル月山(がっさん)は、山形県のほぼ中央に位置する日本百名山。山頂はちょっと特殊ですが、2つ目の山頂から素晴らしい景色を見ることができる。

月山タイトル写真1写真1:鳥海山の山頂部から見た夜明け前の月山。半月状の山といわれるが、北側から見ると三角形で霊峰の雰囲気が漂う。(撮影:2023/8/10)

月山タイトル写真2写真2:月山の北側、八合目登山口の脇にある湿原・弥陀ヶ原から見た月山の山頂部。この日は風が強く、山頂は雲の中だった。(撮影:2023/8/8)

月山タイトル写真3写真3:月山の中腹にある姥ヶ岳山頂付近から見た月山の山頂部。西側からは、たおやかで大きな山容を望むことができる。(撮影:2023/8/11)

月山タイトル写真4写真4:月山の山頂部は開けている。その端の小高い尖がりが山頂で月山神社がある。山頂の左奥に見えるのは鳥海山。(撮影:2023/8/11)

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信仰の山から日帰りハイクの山へ


月山(がっさん)と聞いて、思い浮かべるイメージは人それぞれだと思います。

歴史的には、出羽三山(でわさんざん)のひとつで信仰の山として知られています。羽黒山(はぐろさん)、月山、湯殿山(ゆどのさん)を巡ることで生まれ変わることができるとされています。

私も、月山を訪ねた際に出羽三山を訪ねました。しかし、羽黒山は山頂部まで車で登れて、少し歩いて神社にお参りするだけ。湯殿山は、山に登ることはできません。山腹にお湯が湧く神社があって、そこにお参りします。出羽三山のなかで登山を楽しめるのは月山だけです。

ウインタースポーツが好きな人にとって月山は、夏スキーの山というイメージかと思います。豪雪地帯にあるため、冬の間は雪が多すぎてスキー場を開設することができません。例年、ゴールデンウィークから7月までスキーを楽しめる場所として知られています。

そして、その夏の頃から登山シーズンが本番となります。私が行ったのは8月で、さまざまな高山植物を見て楽しむことができました。

月山は、日本百名山にも花の百名山にも選ばれていて、山頂直下には山小屋もあります。しかし現在では、日帰りで手軽な山歩きを楽しめる山となっています。特に、夏でも動いている月山スキー場のリフトを使うと、山頂まで2時間半ほどで行けます。

そんな月山の山頂部は、広々とした平地になっています。その北側に三角形に尖ったところがあって、そこが山頂(最高地点)です。そこには石段があって、その上に建物が見えます。月山神社です。

山頂に神社や祠がある山は珍しくありませんが、たいてい山頂の碑と建物は少し離れています。しかし月山では、まさに山頂に神社があって、山頂へ行くには参拝料を払って神社の中に入る必要があります。しかも、そこは塀に囲まれていて展望はありません。さらに写真撮影が禁止されています。

そこで、ますは山頂へと至る石段の途中で撮った360°全天球パノラマ写真をご覧ください。

※左下のTHETAの文字をクリック(タップ)すると、よりワイドな画面で見ることができます。

この写真は、Webサイト『絶景360』の一部です。『絶景360』は、こちら(https://zk360.site)からご覧いただけます。 – Spherical Image – RICOH THETA

月山神社奥宮の手前で全天球パノラマ写真(撮影:2023/8/11)

しかし、展望を楽しみに山に登ったのに、これではちょっと消化不良な感じがします。でも、ご安心を。山頂から少し北側、月山八合目登山口の方向へ数十メートル進むと、稜線へと至る踏み跡があります(私が行ったときは標識はありませんでした)。

そこを登ると、月山の三角点があります。登山者にとっては、ここも月山の山頂なんですね。しかも、展望があります。では、2つ目の山頂での全天球パノラマ写真をどうぞ。

この写真は、Webサイト『絶景360』の一部です。『絶景360』は、こちら(https://zk360.site)からご覧いただけます。 – Spherical Image – RICOH THETA

月山の三角点で全天球パノラマ写真(撮影:2023/8/11)

さらに、もうひとつ。頂上小屋の前から湯殿山登山口方面へ少し歩いたところに岩場があって、ここでも気持ちいい展望を楽しむことができます。とくに、月山神社がある山頂部の眺めはここがベストじゃないでしょうか。山頂の左側には日本海も見えています。

この写真は、Webサイト『絶景360』の一部です。『絶景360』は、こちら(https://zk360.site)からご覧いただけます。 – Spherical Image – RICOH THETA

山頂部西側の岩場で全天球パノラマ写真(撮影:2023/8/11)

月山へのアクセス

エリア:東北

この山へ行くのに最適な地図は、
2024-鳥海山・月山
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①一般的なのは南西側の姥沢から入るルートで、月山スキー場のリフトで上駅まで上がることができる。真っすぐ月山の山頂を目指すなら牛首下分岐を経由して牛首へ。そこから鍛冶月光と呼ばれる急坂になるが、これを登り切れば山頂は近い。リフト上駅から姥ヶ岳に登り、そこから尾根沿いに牛首を目指すのもいい。リフトを利用しない場合は、姥沢のバス停や駐車場から牛首下分岐まで続く登山道がある。

②北側の月山八合目登山口から尾根沿いに登るルートもいい。登山口の横に弥陀ヶ原という湿原が広がっていて、この湿原も併せて楽しみたい。月山への道は全体的になだらかで歩きやすい。ただ、羽黒山方面から八合目登山口まで長い山道を車で走る必要がある。登山シーズン中はバスもある。

③西側の湯殿山からのルートは、月光坂などの急登が続いて登山らしさを味わえるという。私はまだ登ったことがないものの、次に月山へ行ったら、ぜひトライしたいコース。

④このほか、東側や南東から月山へ至る登山道があるが、かなり距離が長い。日帰りは難しいと思われる。

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