穂高連峰には主なピークが6座ありますが、その中で最も北にある北穂高岳。その山頂から見る、大キレット越しの槍ヶ岳は最高です。
写真1:吊尾根から見た北穂高岳。北峰と南峰があり、現在、山頂は北峰とされている。右下に見えるのは涸沢。(撮影:2016/9/30)
写真2:大キレットをはさんで、南岳側から見た北穂高岳。涸沢側から見た山容とは、だいぶ印象が異なる。(撮影:2017/9/27)
写真3:涸沢から見上げた北穂高岳の南陵。モルゲンロートに染まっている。この位置から山頂は見えない。(撮影:2000/8/22)
写真4:常念岳の南から見た穂高連峰。右側の台形が北穂高岳。そこから左へ、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳。(撮影:2001/10/27)
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なんと言っても、北穂山頂から見る槍ヶ岳は絶品!
穂高連峰には、名前に”穂高”が入った山が4つ(奥穂高岳、前穂高岳、北穂高岳、西穂高岳)あって、さらに同じエリアに涸沢岳と明神岳があります。その北端にある北穂高岳は標高3106m、穂高連峰の最高峰・奥穂高岳に次いで2番目の高さです。
北穂高岳には南峰と北峰があって、最高地点は南峰にあります。しかし、南峰には登ることができません。現在、山頂の標識は北峰に置かれています。
山頂直下には北穂高小屋があって、富士山以外では日本で最も標高が高い場所にある山小屋とされています。こじんまりとしていて温かみが感じられて、個人的に好きな山小屋のひとつです。
穂高連峰の各山頂は、いずれも360°の絶景を堪能できる素晴らしい展望台ですが、北穂もまたしかり。特に、大キレット越しに見る夕方の槍ヶ岳は最高です。
槍ヶ岳というと、山頂部の尖がりの印象が強いですが、実は深い沢からせり上がった日本第5位の高峰。その大きな西側斜面を、北穂高岳の山頂から見ることができます。
では、北穂高岳(北峰)山頂の絶景をお楽しみください。
※以下の全天空パノラマ写真(2点)は、画面左下のTHETAの文字をクリックすると、よりワイドな画面でご覧いただけます。
この写真は、Webサイト『絶景360』の一部です。『絶景360』は、こちら(https://zk360.site)からご覧いただけます。 – Spherical Image – RICOH THETA
北穂高岳山頂で朝日に染まる全天球パノラマ写真(撮影:2017/9/29)
この写真は、Webサイト『絶景360』の一部です。『絶景360』は、こちら(https://zk360.site)からご覧いただけます。 – Spherical Image – RICOH THETA
北穂高岳山頂で朝日に染まる全天球パノラマ写真(山名ガイド付き)
北穂高岳へのアクセス
エリア:北アルプス南部
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①上高地から入って横尾か涸沢で一泊。北穂南陵を登って北穂高岳の山頂へ至るのが最も一般的なルート。
②奥穂高岳の北側にある白出(しらだし)のコルから涸沢岳を経て稜線を行くルートもある。景色が素晴らしい尾根コース。
③北側から大キレットを越えて北穂高岳へ至るコースも魅力。ただし、一般登山道ではあるものの、岩場のアップダウンやナイフリッジが続く難ルート。